広島県の呉市が舞台の中心となっている映画「この世界の片隅に」のロケ地探し(聖地巡礼)に2016年の11/29と12/31に二回行ってきました!
 聖地に行ってみたいと思っている人も多い事でしょう。ロケ地巡りのお役に立てるように情報を出来る限り分かりやすく紹介していきます。
 このガイドはブログやSNSではなく個人作成で、モバイルフレンドリーには未対応です。すいませんがスマホは画面を横向きでご覧ください。
 映画だけでまだ原作を未読の方は先に原作を読まれる事をお勧めします。共に見ていない人にはストーリーのネタバレとなるため注意が必要です。
 尚、ロケ地説明のために引用しています公式画像の著作権はすべて (C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 にあります。

 最初に、呉はどこにあるの?どうやって行くの?という人はまず最初にネットや観光ガイド等を使って呉への行き方を自分で調べてみましょう。
 私は広島市に住んでいますが、県外の人が広島まで来るための具体的な交通手段としては飛行機、新幹線、深夜バス等になるだろうと思います。
 片渕監督は何度も深夜バスで広島まで往復されたそうですが、朝着いて夜に出発するため時間はかなり有効に使えます。(肉体的に結構しんどいですが)
 大阪神戸発の深夜バスには呉行きもあります!リンク 基本は広島着(広島駅か広島バスセンター)です。新幹線、飛行機も広島駅が起点となるため
 広島駅から説明をします。私も広島駅からJR呉線に乗りました。乗車運賃は500円です。(掲載の運賃はすべて2017年1月現在) JR呉線広島発時刻表
 ちなみに車で行く事もできますが呉に着いてから車は邪魔になりますので呉駅周辺の駐車場に置かれる事をお勧めします。あくまで徒歩が基本です。
 呉行きの電車ではすずさんが嫁いだ時のように進行方向に向かって右側に座りましょうね。瀬戸内海がよく見えます。(もちろんトンネルもありますよ)
 
 ロケ地の回り方は色々とありますが一応私が回った順番で説明していきます。呉駅を起点・終点として徒歩中心で1日で回れるように作成しています。
 (ただし最後に説明の光明寺は除く) つまり1日休みがあれば深夜バスを使えば東京、名古屋、大阪、福岡などからロケ地巡りに来れるという事です。
 日帰りで回れる範囲のため灰ケ峰巡洋艦青葉終焉之地、及び広島市内のロケ地に関しては説明から外していますのでどうかご了承願います。
 <重要> 聖地巡礼では恐らく一番人気であろうと思われる北條家がある上長之木地区ですが、ここは住宅地であって特に山奥という訳ではないものの
 トイレもコンビニも駐車場も何もありません。つまり観光地では無い場所だという事です。そのため近隣住人の方に迷惑を掛ける事が無いように
 誠に申し訳ありませんがオンラインである「この世界の片隅に聖地巡礼ロケ地ガイド」ではロケ地情報の紹介を控えさせていただきます。
 私は幸運にも北條家や段々畑などを権利者の許可を得て回る事ができました。本当はロケ地の素晴らしさを共有したい気持ちで一杯なんですが
 片渕監督ともこの件ではお話をさせていただいて、掲載を見送る事にしました。どうかご理解ください。

 尚、勘違いされると困りますので述べますが、広島や呉への聖地巡礼(ロケ地巡り)を自粛してくださいという事では決してありません。
 あくまで辰川バス停より北側のみをご配慮くださいという事です。公式ロケ地マップに掲載されている場所はもちろんウェルカム状態です!

 広島から快速に乗り33分程で呉駅に到着。左上は当時の呉駅の画像で、今は建物が完全に異なるため写真は写していません。駅前からバスに乗ります。
 バスは平日30分間隔(土日祝は40分)。 発車までに時間の余裕があれば くれ観光情報プラザ で無料のロケーションマップを貰いましょう。Googleマップ
 駅の反対側(海側)にありますので駅改札を出てから右方向(大和ミュージアム方向)に進んでください。トイレも出発前に済ませておきましょう。
 <必要な物> スマホ 写真撮影、地図、現在地の確認、情報収集、SNS投稿、音楽とフルに使えます。森永ミルクキャラメルもお忘れなく!

 バスの時間に合わせて駅前北側(山側)のバスターミナルに戻ります。バスは辰川線(31系統)でバス停番号は9番。写真のすずさんもちゃんと並んでますね。
 広電バス辰川方面路線案内 辰川線の路線図、時刻表は左のリンク先で確認してください。辰川行きと帰りの呉行きではコースが微妙に異なっています。
 バスの後ろのドアから整理券を取ってから乗って、バスを降りる時にお金を払います。降りるのは終点の辰川で料金は170円。所要時間は約13分程度です。
 途中で映画に登場した蔵本通り(消防署跡)や小春橋の横を通って北方向に進み、道路が段々と狭く坂道になってきて終点の辰川に到着します。

 辰川バス停から徒歩によるロケ地巡りのスタートです。左上は原作の画像で、右上は私が写した写真です。すずさんのお嫁入りでのバス停でのシーン。
 尚、最初に説明しておかなければいけませんが聖地(ロケ地)はこうの先生の原作のみ登場、片渕監督の映画のみ登場、そして両方に登場した場所とあります。
 両方に登場した場所でも監督は特に史実のリアルなディティールにこだわっていますので、原作とはまったく異なった場所となっている場合も多いです。
 そしてこのロケ地ガイドを作成した2017年1月時点では当然DVDはまだ発売されていないので残念ながらすべてのシーンの画像を入手する事はできません。
 そのためネットの情報や、公式アートブック、劇場アニメ絵コンテ集などを買い調べました。特に絵コンテ集は画像の代わりとして大変に役に立ちました。
 本当は少しでも完璧な内容にするためDVD発売を待ってからチェックを済ませ現地に行くべきですが、もう待ちきれなくて11月29日に呉に行って来た訳です。
 このバス停のシーンは映画でも登場しています。映画では多少風景が異なっていたように思いましたが原作は今現在の姿とそんなに変わらない感じですね。
 辰川バス停 Googleマップ 説明文だけでは実際に回る時に位置関係が分からないと思いますので呉のロケ地全体図も作成しました。
 「この世界の片隅に」聖地巡礼マップ 同時にご覧になって参考にしてください。

 辰川バス停からバスが下って行った道を約300m南に向けて歩きます。急な坂道ですが下りなので楽ちんです。Googleマップ 経路リンク
 下長之木国民学校のモデルとなった辰川小学校の跡地に到着。上の写真は現在の姿。原作では上巻第9回「19年5月」で登場しました。
 すずさんは足の悪いお義母さん(サン)を国民学校で開かれる講演会に連れて行くために自転車に乗せて押して歩いて行ったのでした。
 映画では径子さんと晴美ちゃんが下関に行く時に校庭でラジオ体操をやっている国民学校の前をすずさんと三人で通りました。
 辰川小学校は2008年に統廃合されて今では住宅地になっていますが、跡地には映画にも出てきた壁や門柱などはそのまま残されています。

 辰川小学校跡地から坂を下ってきて次の三ツ蔵に向かいます。三ツ蔵は呉の有名な観光スポットであり原作・映画共に何度も登場しました。
 距離は小学校跡地から約600mです。Googleマップ 経路リンク 「この世界の片隅に」聖地巡礼マップ

 呉駅から直接三ツ蔵まで行きたい場合の順路ですが、徒歩では約1.9kmでロケ地でもある蔵本通り経由がお勧めです。経路リンク
 バスを使う場合は広電バス辰川線(31系統)、又は広電バス長の木長迫線[右回り](32系統)が便利です。経路リンク
 辰川線では明神橋下車 経路リンク 長の木長迫線[右回り]では東中央4丁目下車 経路リンク 長の木長迫線路線案内

 三ツ蔵から下の聖地は空襲で多くが焼けてしまっていて実はほぼ何も残っていない状態。果たして何も無い場所に行きたいかどうか?
 そのため跡地には興味が無い場合には広電バスで呉駅まで戻って、そこから下士官兵集会所まで歩いて行かれる事をお勧めします。
 バスに乗って呉駅に戻りたい場合は行きと同じく広電バスの辰川線(31系統)を利用してください。バス停は郷町か次の明神橋が近いです。
 郷町バス停には三ツ蔵から西方向に約5〜6分程度。経路リンク バス停近くにはセブンイレブンとガストがあるので休憩もできます。
 次の明神町は南西方向にやはり5〜6分程度。経路リンク 明神橋バス停は辰川方面行きへのバス停と場所が異なりますので注意が必要。
 値段は160円。辰川線呉駅方面路線案内 呉駅方面の辰川線路線図、時刻表は左のリンク先で確認してください。

 このまま聖地を回りたいという人はとりあえず三ツ蔵から南に約3分程歩いて分かれ道まで行ってください。経路リンク
 途中で公園(胡町公園)の前を通りますがここには公衆便所があります。三ツ蔵から南は平地で普通にコンビニや飲食店があるので安心。
 分かれ道とは呉駅方面(南側)から見て上長之木と朝日遊郭への分かれ道の場所という意味です。(ここは映画のロケ地ではありません)
 広島県信用組合呉支店とペコショップ(クリーニング屋さん)があります。そしてこの場所でこの後の選択をしなければいけません。
 朝日遊郭に行くか行かないかを。何も残っていない朝日遊郭跡に行く場合は次の説明を読んでください。行かない場合は飛ばしてください。

 それでは朝日遊郭の説明に入ります。この場所の特定は苦労しました。第1回この世界(セカ)探検隊 の中で片渕監督が分かれ道の前を通る時に
 「上長之木と朝日遊郭への分かれ道」と説明されています。(1:55分頃) 11/29に訪れた時には行っても何も残ってないならとその時は遊郭はパス。
 その後疑問が湧いてきたんですが、分かれ道を右に進むと遊郭の表門に着きます。しかしすずさんは映画では裏門から遊郭の中に入っていきます!
 表門へはまっすぐ一本道ですが裏門から入るためには何度も道を曲がる必要があって大変。しかもいくらすずさんでも今通って来たばかりの道を
 逆戻りするだけをまったく分からないとは考えにくい。つまり闇市からの帰りに分かれ道は通っておらず内容が原作から変更されたと確信しました。

 それではすずさんはどのように歩いたのか?劇場アニメ公式ガイドブック59ページに堺川沿いにそのまま歩いて裏門側に来たと説明がありました。
 泉場から果たして川沿いに裏門までの道があったんだろうか?そして劇場アニメ絵コンテ集309ページには「東雲町の道を歩く」と大きなヒントが!
 しかし東雲町がどこにあるのか調べてもまったく分かりません。「ほいで東雲町ってどこね?いったい!」もうすずさんの気分です。(苦笑)
 そして最後に公式アートブック87ページの地図を見てやっと答えが分かりました。本通りの一本西側を並行して走る道路がある場所が東雲町だと。
 この道路は泉場から遊郭裏門まで曲がらず一本道。(昔は遊郭まで電車が走ってました) 砂糖のあまりの値段の高さに興奮状態で歩くすずさん。
 遊郭の裏門に気付いて何気なく曲がる。東京楼の前で「ほいでここはどこね?いったい!」と叫ぶ。そしてリンさんに表門まで送ってもらって
 郵便局前を通ってやっと分かれ道に到着。これが私が出した結論です。しかし正しい解答は片渕監督のみぞ知るといったところでしょうか。
 
 それではロケ地の説明です。本当はすずさんと同じように歩くには一旦泉場まで行ってから朝日遊郭に向かう必要があってかなり時間の無駄です。
 そのためすずさんが歩いた順路の逆方向に進む事にします。「じぇじぇじぇのぎょぎょぎょ逆回転」という感じでしょうか?
 各ロケ地の位置と経路をGoogleマップにリンクしていますが位置関係を見てもらうためちょっと古い航空写真(1963年)もリンクしておきます。

 最初の左上の写真が分かれ道。次の右写真は分かれ道を遊郭方面に向かうとすぐ近くにあるポスト。よく見ると分かれ道の写真にも写っています。
 このポストの前に昔は郵便局がありました。ここから最初に信号機ある交差点までまっすぐと約240m程歩きます。Googleマップ 経路リンク
 次の写真は帰り道を教えるリンさんで郵便局の方を指さしています。表門はこの交差点より手前にありました。角には寿司芳というお寿司屋さん。
 今は呉市医師会病院という病院で朝日遊郭跡地の大部分を占めてますね。交差点を右折します。次の写真ですずさんは電柱の前でしゃがんでます。
 現在の写真と比べても同じ場所かどうかの判断は難しいですが、向こうに見えている山並みが一致している事は確認ができると思います。
 すずさんの左斜め前に見えるのが東京楼本店でその真正面が東京楼支店。電信柱は東京楼支店の右隣(東)にある胡子楼の前にありました。
 東京楼本店と支店の西側には小さな川が流れています。そうです、原作でテルちゃんが若い水兵さんと飛び込んだ堺川です。
 東京楼本店のはす向かいに双葉館があったという設定のため、位置は川向こうの現在は道路がある辺りでしょうか。Googleマップ 経路リンク

 最後は遊郭裏門が写っている写真。泉場の闇市から歩いてきたすずさんはここから朝日遊郭に入っていきました。Googleマップ 経路リンク
 過去と現在のまったく異なって見える同じ場所。しかし不思議な事に写真をずっと見ているともう同じ場所にしか見えなくなりませんか?
 交差点を写真左(南)方向に進むと泉場の闇市方面に向かいます。すずさんが実際に歩いた逆に説明をしていますので注意してくださいね。
 
 それでは泉場の闇市跡に向かいます。ここで逆回転は終了です。当時は遊郭裏門までまっすぐ一本道でしたが今は一部繋がってません。
 途中の今西通りを通過するには横断歩道もありませんので途中から並行して走る本通りを使って南下する必要があります。経路リンク
 分かれ道から朝日遊郭を飛ばした人はこちらのリンクを利用して泉場の闇市まで行ってくださいね。経路リンク
 もちろん今現在の泉場には闇市はありません。写真中央にビルがあって西側の山は見えませんが山並みの合致はもちろん確認済みです。
 この辺りは今はラブホテルやスナックなどがあって、やはりそれなりの雰囲気を醸し出している街だなと感じました。Googleマップ

 泉場の闇市から中通り(現在れんが通り)に向かいましょう。最初の左の写真は映画館喜楽館があった場所です。Googleマップ 経路リンク
 中巻第15回「19年9月」ですずさんと周作がデートで地球館の次にやって来た映画館。しかし水兵さんが多くこちらも入れませんでした。
 次の右側の画像は映画館地球館の跡地で今は駐車場になってます。最初にやって来て入れなかった映画館です。Googleマップ 経路リンク

 続きまして福屋百貨店呉支店。中巻第27回「20年3月」で小学校に上がる晴美のために買い出しに行った百科店で、画像は中巻第15回「19年9月」で
 忘れ物をした周作に届けるために向かっているすずさん。場所は本通り七丁目でこのまま南下すると下士官兵集会所の前に出ます。右の写真は現在の姿。
 今の道路は幅がかなり拡張されているので現在ある建物よりも道路中央寄りにあった筈です。Googleマップ 地球館からの経路リンク
 尚、無料配布の呉市ロケ地マップでは喜楽館、地球館、福屋辺りの位置がごっちゃになってます。せっかく片渕監督がご厚意で製作されたマップに
 ケチを付けるようで大変に心苦しかったんですが一応監督に直接お知らせしました。とりあえずお礼の返事をもらって安心したところです。
 
 写真左の小春橋は中巻第15回「19年9月」ですずさんと周作がデートで語りあった所。現在の橋は改修されているため当時のデザインとは異なります。
 小春橋の写真は一つ北側にある五月橋から南に向け写しました。Googleマップ 福屋百貨店からの経路リンク(経路は写真を写した五月橋までです)
 次の右側写真の橋は小春橋の南側にある堺橋。当時は橋のたもと(橋手前西側)に消防署があって下巻第35回「20年7月」ですみちゃんが将校さんと
 待ち合わせをした場所です。Googleマップ

 それでは次は四ツ道路の闇市へ行きます。堺橋からは東に300m。すずさんと径子さんが占領軍にたばこの包み紙入り残飯雑炊を貰ったところ。
 下巻第42回「20年11月」で登場。この場所は現在駐車場となっています。泉場と違って雰囲気はまったく残ってません。Googleマップ 経路リンク
 小春橋と堺橋は最初の辰川行きバスの車窓から見えるので福屋百貨店呉支店からまっすぐ本通りを南下しても大丈夫です。さらに続けて南下します。

 四ツ道路の闇市から南へ約230m歩いて呉線の高架下をくぐります。左手前にあるのが下士官兵集会所。中巻第15回「19年9月」で忘れ物をした周作に
 届けに行く時にすずさんが前を通った場所。Googleマップ 経路リンク 三ツ蔵からバスに乗って呉駅まで向かった場合は駅から約600m。経路リンク

 続きまして下士官兵集会所の南側角の交差点を左折して東方向へ突き当るまで直進します。すると正面に海軍病院へ上がる階段が見えます。
 下巻第32回「20年6月」ですずさんと晴美ちゃんが円太郎さんのお見舞いにやって来た時に登場しました。Googleマップ 経路リンク
 下士官兵集会所前から約350m。途中には呉市立美術館や入船山記念館がありますので時間に余裕があれば是非立ち寄ってください。
 ここまで歩いたら足もかなり痛い事でしょう。普段運動不足の私は足の筋肉がひきつって大変でした。(苦笑)
 ロケ地はもう少しだけ続きます。ここから呉駅に戻るという選択肢もありますが最後までひと頑張りしましょう!

 下巻第32回「20年6月」ですずさんと晴美ちゃんが円太郎さんのお見舞いに行った帰りの海軍病院の階段下からのロケ地紹介です。
 映画の中でもかなりの重要なシーンで画像を入手する事ができなかったため、一部画像を絵コンテ集から引用させてもらいました。
 「この世界の片隅に」聖地巡礼マップ こちらのリンクで すずさんと晴美ちゃんが歩いた順路を確認して同じように歩いてください。
 晴美「あっち見てってええ?なんの船が居りんさったかお兄さんに教えてあげるん」
 すず「えー見えるかね?」
 晴美「ちいとだけ ちいとだけ ね?」
 海軍病院階段下から海はまったく見えないため少し高い所に行かなければならず呉第二中学校(現在の呉宮原高校)の下を通って
 神原国民学校(現在の宮原小学校)の下まで歩いて行きました。Googleマップ 経路リンク
 尚、現在はこの二つの学校の下側を結ぶ道路がありますが、実は当時はまだこの道路は存在していませんでした。
 片渕監督が絵コンテ集の中で「この道はすずさん達の経路を短縮するために表現上でっちあげたものです」と説明してあります。
 そして神原国民学校の下で警戒警報が鳴り始める。今度は空襲警報のサイレンが・・。
 一段目の画像 公共防空壕を探しているとおばあちゃんが「おいでおいで」と手招き。Googleマップ 経路リンク
 二段目の画像 「あー今度はほんまに来よった」そして共同防空壕に入ります。Googleマップ 経路リンク
 この防空壕の場所は右側の家は同じですが左の石垣側がまったく異なります。現在では石垣など無く普通に家が建ってますから。
 監督が絵コンテ集の中で「実際と変えています。共同防空壕がある場所は石垣ではなくて、草が生えた土手だったのではないかと
 思います。」と説明してあります。今は家が建ってますがこの辺りは丘陵地で高低差があるため昔は土手だったという事でしょう。
 <追加情報> 写真左側の壁が白いお宅にお住いの方から連絡が入りまして、防空壕も土手も無くて当時から家は有ったそうです。
 右側の家も現在実在しているためこの場所は実際には空襲の被害は受けていません。こちらも表現上でっちあげたもののようです。
 三段目の画像 防空壕を出て呉駅に戻るため来た道を戻る二人。Googleマップ 経路リンク
 一番下の画像 塀が一ヶ所崩れているのを見つけ駆けていく晴美そして・・・。Googleマップ 経路リンク
 時限爆弾は今の写真では電柱の先辺りにあった事になります。お花を手向ける人も出てくるのではないでしょうか?
 ここでサントラを聞くと絶対に泣く自信がある。というか もう泣いた・・。

 事件爆弾の場所からのんちゃん写真集の表紙の場所はすぐ近くなのでついでに説明します。歴史の見える丘という呉湾が一望の観光スポットです。
 場所は約160m南に行った所で映画では三輪消防車が坂を下がってきた場所。歩道橋と大和の塔があるのですぐに分かります。 Googleマップ
 「この世界の片隅に」のロケ地で撮影されたと紹介されていたので、のんちゃん写真集も購入したんですが実際には情報は三ツ蔵だけでした。
 呉の色んな場所で撮影されていますのでこの写真集の撮影場所を回ってみるのも良いと思います。もちろん買って損はなかったですよ。
 ここから呉駅に戻るにはバスに乗って帰りましょう。歩道橋を渡って降りるとすぐバス停(子規句碑前)あり。160円 Googleマップ 経路リンク

 ここまですべて回って5時間位は掛かったと思います。慣れていない人だと休憩や食事も含めて8時間位見ておいた方が良いかも知れません。
 すべてではないですが呉の大半の聖地(ロケ地)は1日で回れます。かなり満足できる内容だと思いますがどうでしょうか?
 尚、ロケ地巡りに掛かる費用ですがバス呉駅・辰川170円、バス子規句碑前・呉駅160円、合計で330円です!(呉駅までの交通費は除く)

 「この世界の片隅に」の聖地の説明もいよいよ最後となりました。すずさんやリンさんは人気ですが径子さんのファンの人は居られませんか?
 径子さんが勤めに行っていたお寺のロケ地です。呉市内にありますが上長之木町からは遠く、JR呉線で呉駅から五つ目の安芸川尻駅が最寄駅です。
 実際にこんな遠くまで通勤していた訳ではなくて、こうの先生が自身の菩提寺の外観をモデルにされたそうです。(公式アートブック87ページ参照)
 調べてみると割と簡単に菩提寺の情報がゲットできて川尻町東にある光明寺と判明。こうの先生と径子さんのファンの人は行くしかないかな?
 このお寺は中巻第20回「19年11月」に登場で映画には出てなかったと思います。写真上が入口の山門で前にある3本の木は切り取られていました。
 原作では本堂は小さく可愛いらしく描かれていますが本物は結構大きく立派でした。呉駅からの行き方をリンクしておきます。経路リンク 
 安芸川尻駅から約500mの距離で歩いて約7分程度。呉から広までは電車は多いですが、広から安芸川尻までは本数が非常に少ないので注意が必要。
 
 どうでしょう?ロケ地ガイドは聖地巡礼の参考になりそうですか?私はロケ地探しが趣味なんですが本業はアメリカ雑貨の通販の個人店をやってまして
 仕事が年中無休のため休んでロケ地巡りという訳にはいきません。そのためアメリカに買付けに行った時レンタカーで走ってロケ地を探していました。
 最下部のアメリカ雑貨ゴマちゃんTOPへのリンクからトップページに移動して一番下まで下がるとアメリカ映画やドラマのロケ地情報を紹介あります。
 E.T. とか バック・トゥ・ザ・フュ−チャー とかは何度も渡米してかなり気合を入れてロケ地を探しています。国内でのロケ地ガイドは今回が初めて。
 地元広島という事もありますが何よりもこの作品をとても気にいった事が一番ですね。そして多くの人に実際に呉まで行って聖地を回ってもらいたいです。
 一部では聖地巡礼のマナーの悪さが話題になっていますが、車では行かない(辰川地区)、ゴミは捨てない等のルールを守って楽しんで来てください。

 「この世界の片隅に聖地巡礼ロケ地ガイド」の内容に関するご質問、お問い合わせ、感想などがありましたら メール でご連絡ください。
 そして最後にこの情報が少しでも役に立ちそうだと思ったら Tweet、シェアしてもらえたら嬉しいです。2017年01月 アメリカ雑貨ゴマちゃん店長 西岡 孝

 この世界の片隅に  映画の公式サイトはこちらです。作品情報や劇場情報など。
 舞台巡り  この世界の片隅に の聖地巡礼に使用できます。
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